高熱が理由で連れられて来た病院で、今度は低体温。
理由が分からないということで、帰宅許可が出ません。
黄疸の結果は、少し高い数値だけど許容範囲内ということで、帰れるとばかり思っていたのに、翌日になっても先生からの話が無い。
我が家族、だんだんイライラしてきます。
折しもこのとき、新しく産まれて来た赤ちゃんで看護の必要がある子が、たくさんのスタッフを従えて運ばれて来た。皆その子を中心に動いており、ナナはかなりほったらかし感アリで…
夫がついにナースに駆け寄った。
「体温が低いだけで、なぜ帰れないのか?」
「先生のカルテには、延泊の必要有りとなっている」
「低体温の理由は?」
「わからない…」
正直、もうどうにでもなれと諦めはじめた4泊目の夜、初めてナナが私の泊まっている病室にやって来た。おそらく母乳育児推進派と思われるベテランナースの人の配慮のようだ。
本当は規則で駄目になっているはずなのに、落ちないようにガードを作って、ナナを私のベッドに寝かせてくれた。
これはとても嬉しかった。
少なくとも産まれてから最初の二晩は、彼女は私の隣で寝ていたのだから、やっと帰って来てくれたという気持ちになった。わざわざ治療室まで足を運ばなくてもいいので、母乳もあげやすくなった。

(大丈夫でしょうと言われていたけど、やっぱりまだ顔が黄色い4日目)
その間は、私がナナの体温を測るのだけど、2本の体温計で両脇を4回計って、同じ数値が出ることは稀。
極端な時は、35.9度と36.3度とか違っている。
一番高い数値を記録し、目安である36.5度に近づいてきた。
さあ、あすは帰れるだろうかと期待して夜を明かし、何回採られたか分からない採血の結果は、
「もう一度、黄疸治療!!」
普通なら一度治療すれば数値は安定するものだが、お子さんは日に日に数値が上がってきているので、血液型不適合などの理由で黄疸が強いようだと言われる。
少なくとも後二日は滞在延期になり、結局丸一日以上の治療とそれから12時間の経過を見て、病院滞在8日目にやっと、帰宅できることになった。
その時も結果を訊ねると、朝採ったばかりなのに「また採血をする」とナナを連れて行ってしまった。どうなっているんだと思っていたところに、(4日間の休暇を終えて、まだ私が病院にいることに驚いていた)私の受け持ち助産師さんがナナと共に戻ってきて、
「先生と話をして帰れることになったから」
と、ゴーサインを出してくれた。
私が参加している、Midwifery Group Practice では、出産後2ヶ月くらいは体調チェックなどを行ってくれるので、その兼ね合いもあるのかもしれない。
とにかく家に帰ってホッとして、早速保育園のお迎えを3人で行きました。

入院中に、たったが保育園で描いてきてくれた、私とナナの絵。
胸のあたりにある一本の線が、おっぱいを飲んでいるナナらしい。
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